発作症状に対してのアドバイス

 

発作が起こった時は、あわててはいけません。まず安静にしましょう。

静かな場所で横になったり、楽な姿勢で椅子に座ってください。

 

次に軽く目を閉じ、お腹の上に手をあてて、そこに注意を向け、大きく息を吸いこみ、ゆっくり静かに息を吐く。このような腹式呼吸を、5・6回続けてください。

 

呼吸に注意を向けていくと、徐々に不安感が少なくなってきます。

もし症状が治まらない時は、抗不安剤を服用してください。しばらくすると、症状が軽くなります。

 

また、家族や恋人は、軽く手を握ってあげたり、背中をさすってあげたりしてスキンシップをとって下さい。そうすると、患者さんは、落ち着いてきます。

 

 

不安に対してのアドバイス

 

不安が続くと、どうしても弱気になります。家族や友人から「弱気にならず、気分を切り替えて、楽しいことをしたら!」と勧められたり、励まされたりしますが、そんな気にはなれません。

 

あせらず、気を揉まず、できるだけのんびりするように心がけてください。それが1番です。